バイオチタンZの開発背景

金属アレルギーの急増。

メタル イメージ金属には人体に対して、有害なものと無害なものがあります。
さらに有害なものでも、すぐに害が出にくいものもあります。

 人類が金属との長い付き合いの中でも、最近になり分かった事で、「金属アレルギー」という言葉がでてきました。金属アレルギーは、組成成分そのものが、人体に影響を与える事で、アレルギーを引き起こすものといわれております。金属アレルギーを引き起こすとされるひとつにニッケル(Ni)があります。ニッケルは体内に蓄積されやすく、皮膚炎・アトピー・アレルギーなど、特に肝臓や内臓系悪影響が出ることが知られてきました。

 形状記憶合金とよあれるチタン合金はニッケルを含んでいます。但し、めがね分野においてはメッキなどの表面処理やコーディングを施すことで直接肌に触れることを避けております。
  表面処理などの処置だけでも充分かもしれませんが、それ以上に有害な物質を含まない、人の
体にやさしいチタン合金を――と、そう願ったヤマウチマテックスはこの10年来、IMR=東北大学
金属材料研究所との共同開発に取組んできたのです。

日常生活の中で起こりうるニッケル皮膚病

ネックレス
ネックレス
メガネフレーム
メガネフレーム
スラックス
スラックス
体内に蓄積される金属
体内に蓄積される金属

ウサギにNT合金を埋めて血液中のニッケル
濃度を調べ、一ヶ月後にすい臓、肝臓、腎臓
におけるニッケル濃度を調べたもの血液中の
ニッケル濃度は低下しても注意する必要があ
る。


世界のニッケル溶出規模

今、ISO(世界標準規格)委員会では、身体に装着する品物に対してニッ ケルの溶出量の規制をしようとしています。 条件を定めて、0.5FLg/cm2/week以下でなければならないとして います。これは、これからおおいに我々が関心を持つべき事項であり、金属アレルギーに対しての対応が求められることを示します。
Bio Titan Zは、このテーマに真筆に取り組んだ新素材なのです。
一層安全で安心な眼鏡フレームを提供するための素材なのです。

耐アレルギーウォッチとして、肌に触れる部分(ケースの胴、裏ぶた、ガラス縁、りゆうず、バンドなどの表面に出ている部品)を、ニッケルアレルギー又は金属アレルギーを生じさせないよう配慮した素材及び表面処理で構成したウォッチを、それぞれ耐アレルギーウォッチ、耐メタルアレルギ嶋ウォッチといい、現在、市販されています。
園内でもニッケル規制はヨーロッパ指針を採用する傾向にある。

装飾品業界

製造物責任法にかかるJJA(日本ジュエリー協会)の解説の「貴金属装飾品の肌に触れる部分にニッケルを合金として含む貴金属合金を用いないこと、ニッケルメッキを行わないことが望ましい。」と発表したが、詳細な説明が不足したために業界に誤解や過剰反応を生じさせたので、ヨーロッパ指針を参考に検討を進める。

赤ちゃん イメージ

21世紀にふさわしい健康や
ファッション性の高い金属が
もとめられています。