チタン材屋さん
金のパーツ屋さん

チタン合金


GelFlex

ジェルのように柔らかく、コイルバネのような弾力・復元力。 汎用β(β153、β422)と低弾性チタン(Bio-Titan Z)の間に位置するバランスの取れた新チタン合金が誕生しました。

ヤング率とは同じ力で金属を変形させ、材料のたわみ量を数値化したもの。 GelFlexはチタン合金でも低ヤング率に分類される金属となります。


Bioシリーズについて

生体親和性・高強度・低ヤング率をバランスよく持ったチタン合金シリーズです。医療分野での使用でも注目されております。

Bio-Titan LEX

一流のアスリートの筋肉は強くたくましく、優れたバネを持つと言われています。 Bio-Titan Lexはアスリートの筋肉の様に優れたバネ性、強度をバランスよく有する事を意識して開発された新しい高強度・超弾性チタン合金です。


Bio-Titan Z

Bio-Titan Zは、安全な骨インプラント用チタン合金開発の中で誕生しました。 現在 整形外科で使われている骨インプラント用チタン合金の弾性率は110 GPaで、人間の骨 の弾性率30 GPaより著しく大きいことが問題になり、その解決のために最近開発された のが低弾性率チタン合金です。 Bio-Titan Zはその一種で人間の骨に近い40 GPa級の 弾性率をもちます。 弾性率が小さくなるほどバネ性(形状回復率)が良くなります。


S.M.T(Super Machinable Titan)

S.M.T

チタン合金の中でも特に、切削性・研磨性に優れる新しい合金です。被削性に優れ、ドリル加工においてはベース材に比べ、5割~7割切削速度を高めることが可能です。また本来チタンは研磨をしても光沢が出にくい金属とされていますが、S.M.Tは従来の常識を覆す光沢性を有しています。 機械的特性や耐食性については従来の合金とほぼ同等です。


βシリーズについて

純チタンを上回る強度を持ちつつ、優れた冷間加工性を持つチタン合金シリーズ。 焼鈍無しで80%以上の冷間加工も可能です。 また、時効処理にて更なる高強度化も可能です。用途に応じて2種類のβチタン合金をラインナップしております。


Hybridシリーズ

Hybrid Titan

Hybrid-Titanは、純チタンの約3倍の強度というチタン合金としては、最高クラスの強度を有する材料です。 一般的なβチタンより強度があることから、高度な部品開発、自由なデザインが可能です。


その他のチタン合金について

Soflex(NT合金)

Soflexは、ニッケルチタン合金の1種で形状記憶合金と言われております。形状記憶合金は、ある一定の温度(変態点)以上の温度では、変形を受けてもすぐさま元の形状を回復する性質を持ち、またその変態点以下の温度で変形しても変態点以上の温度になると、元の形状に戻るという金属です。


Soflex特性イメージ


形状記憶って・・?

材質と塑性加工により、形状記憶性の安定が図れます。当社は、材質の特性から治具製作と熱処理条件により、最適な形状記憶合金をご提供いたします。


超弾性特性って・・?


医療用材料のスタンダードチタン

チタン64合金

チタン合金の中でも比較的、切削性・溶接性に優れ、鍛造品や板状など加工性に富んだ性質を持っています。また高温下でも安定した強度を保つため、医療分野、航空機の開発など、様々な業界で使用されております。